コロナ禍におけるエクアドル並びにガラパゴス諸島への入国・入島条件
 
エクアドル入国時に新型コロナワクチンに関する必要書類として求められてきた、ワクチン接種証明書及び陰性証明書の提示義務が10月20日午前0時以降不要となりました。 これにより、エクアドル入国時に提示が必要な書類は、以下のとおりです。 (1)パスポート (2)査証、滞在許可証 (査証及び滞在許可証は短期滞在(90日以内)の場合は不要です) (3)健康カード ・エクアドル到着前の航空機内で配布されます。 ・次のURL(https://declaracionsalud-viajero.msp.gob.ec/)で、事前電子登録が可能ですが、表示されないケースが散見されています。その場合は機内で配布される用紙にご記入ください。
情報源:在エクアドル日本国大使館 領事部メールアドレス:consular@qi.mofa.go.jp 当館ホームページ:https://www.ec.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html
★コロナ対策の対応は流動的なため、予告なしに検疫や入国・入島制限が変更されて実施されることも予想されます。その都度最新情報をご確認ください。
 
赤道直下のガラパゴス諸島は大海原をステージに、自然が織りなすハーモニーが訪れる人々を満足させてくれるすばらしい島々です。南アメリカにある赤道直下の国、エクアドル共和国の国立公園がガラパゴスで、太平洋上に浮かぶ大小の島々と岩礁で成り立っています。 名前のついている大小の島と岩礁が合計234確認されていて、島々ではガラパゴスでしか見られない動物たちがはるか遠い時代から独自の進化を続けながら今もなお生きづいています。 ガラパゴス旅行は出かける前に現地事情を正確に把握してから行かれることをお勧めいたします。 旅行方法は現地で参加するツアーや添乗員付きのツアーを利用するなど自由自在で、個人旅行でも団体旅行でも多様なニーズに応える方法があります。私どもは1978年からオペレーションを始めたガラパゴス旅行のパイオニアとしてガラパゴスに抱いておられる皆様の夢を実現するお手配をしています。 エクアドルの首都キト市とガラパゴスのサンタクルス島に私共が代理店を勤めるサウスアメリカンツアーズグループのオフィスがありますので、安心してご旅行をお任せください!
 
ガラパゴス旅行を楽しむために
  ポイント①      ガラパゴス諸島の特徴を知っておきましょう
ガラパゴスの自然保護 エクアドルの国立公園であるガラパゴスは世界遺産にも登録されて地球の宝物として守られています。現地では様々な団体や組織が自然の保護や保全活動を実施したり支援をしています。ガラパゴス旅行を楽しむ一方、これらの活動に直接あるいは間接的に参加して協力することもできます。 ガラパゴスのルール 国立公園に指定されているガラパゴスは公園令で自由に立ち入って見学する事ができません。公園内の見学はナチュラリストと呼ばれる公認ガイドの同行と共に単独行動はできないので一緒に見学する事がルールです。通常はガイド付きのツアーに参加して自然を見学する事になります。 ガラパゴスの動物たち ガラパゴスに棲む動物たちは種類により繁殖地が異なる事を忘れてはいけません。特に見逃したくない動物がいて旅行目的の場合は、どの方法でどこに行けばで見られるのか下調べすることが大切です。何度も往復できる場所ではないので目的を叶える方法は的確に選びましょう。
お問合せ・お申し込みは ▶ 割り引き航空券情報 ▶ ページTOPへ ▶
  ポイント②      ガラパゴス旅行を楽しむためのヒント
ガラパゴスの島々 ガラパゴスの島々で見学ができる場所はビジターサイトと呼ばれ、陸上には85サイトが国立公園令で指定されています。利用するツアーやクルーズを選ぶ際には各プログラムごとに訪れるビジターサイトが異なり、見られる動物も異なるので事前に確認してから手配しましょう。 クルーズで楽しむ旅行 ガラパゴスでは80隻ほどの観光船が諸島内を15日間で周回する定期プログラムを運行しています。広範囲に点在する島々はほぼ無人島なので、宿泊ができて島々を巡るクルーズ船はもっとも効率的です。15日間のプログラムは短期間の乗船も可能なので目的に合わせて選びましょう。 ホテル滞在で楽しむ ガラパゴスは無人島ではありません。4つの島に町があり、ホテルに泊まって島内のデイツアーや無人島へのデイクルーズを日帰りで楽しむ事ができます。ビジターサイトは日帰りの範囲に限られますがガラパゴスの自然が楽しめます。絶海の孤島の雰囲気に浸りながら町の滞在でガラパゴスの社会も体験できる旅行方法です。
お問合せ・お申し込みは ▶ 割り引き航空券情報 ▶ ページTOPへ ▶
  ポイント③      ガラパゴス旅行を一層楽しむために
ガラパゴス参考図書 ガラパゴス旅行の前に現地の情報や専門知識などを予備知識として吸収しておくことは旅行の満足度を一層高められます。ガラパゴス旅行を一層充実して楽しいものにするために関連図書や専門書などの参考図書を紹介しますので是非ご一読ください。 予約のタイミングを逃さないように!
  • ガラパゴス旅行は滞在方法を確保しておかないと入島しずらい特殊な事情があります。ホテルに宿泊して町の自由滞在は可能でも国立公園内の見学は自由にできない事も知っておかなければなりません。
  • ガラパゴス入島者数は毎年増え続け2018年には27万5817人(対前年比+14%)が訪れました。増大する需要に支えられ関係機関はほぼ一年中混みあっています。
  • 世界中から訪れる多くの観光客は予約手配が早いので、ようやく休暇がとれてから手配を始めたら満員で計画を断念という方もいます。 春のイースターやカーニバル休暇、6月から8月の夏休み、クリスマスから年始の予約は1年前に満員になる事も稀ではありません。 日本からは外国の休暇と重ならないゴールデンウイークやシルバーウイークはチャンスです。
  • ご希望を叶えるためには出遅れずに予約はお早めにアートツアーにご用命ください。 ガラパゴス旅行は先手必勝です
お問合せ・お申し込みは ▶ 割り引き航空券情報 ▶ ページTOPへ ▶
クルーズ船に乗船してガラパゴスを楽しみましょう
ガラパゴス諸島を巡るクルーズ船は総数で82隻が登録されています。内訳は、100名定員が最大で80名定員までの大型船が5隻、20名~50名定員の中型船が13隻、20名定員以下の小型船が58隻で、それぞれの船が異なるスケジュールで諸島内を定期運航しています。定期船以外に宿泊設備の無い小型船がデイリーツアー用のプログラムで不定期運航もしています。 スケジュールが各船により異なる他、キャビンの広さや部屋の設備、公共スペース、サービスなどに差があり、料金も異なります。プログラムにより上陸地が異なるので見られる動物も違いがある点や予算と旅行計画に合わせてクルーズを選びガラパゴス旅行を楽しみましょう。 当社では個人旅行でもグループ旅行でもご要望に併せたお手配・ご予約を承ります。個人旅行でも安心してご旅行が楽しめるように、当社ではお客様のおひとりずつにご一緒してご案内する気持ちで作成致しましたオリジナル・ガイドブック「エクアドル観光案内」「ガラパゴス・クルーズ乗船案内」「ガラパゴス旅行案内(上陸地ガイドマップ・イラスト入り動物・植物リスト付き)」の各冊子をご利用戴く皆様に差し上げます。(但し、日本に居住する方を基準にしていますので、国外居住の方にはPDFファイル等によるご提供で対応させて戴きます)  
ホテルに滞在してガラパゴスを楽しみましょう
ガラパゴス諸島には名前の付いている大小の島は合計123島あります。 空港のあるバルトラ島と4つの有人島の居住地の陸地の合計面積は全島のおよそ3%にあたり国立公園から除外され残りのおよそ97%の陸地が国立公園に指定されています。 人口は2015年の統計では25,244人で、居住地のある4つの島にはホテルもあるので滞在が可能です。エクアドルの最西端に位置するガラパゴスは大陸から約1000kmほど海に隔てられ赤道直下で人が暮らしている南米の町の最西端でもあります。この先は太平洋の遥か彼方まで陸地がないのでまさに絶海の孤島ともいえます。 島のホテルで過ごす滞在プランはガラパゴスの社会も見られて、短時間で複数の島の沿岸部に上陸を繰り返すクルーズとは異なる楽しみ方でもあります。滞在先の島から出発するデイツアーを利用して近隣の島の自然を楽しむこともできるので時間の許す限り複数の島を巡り、島により異なる自然を楽しんでください。島々のホテルを組み合わせたアイランドホッピング・ツアーのお手配・ご予約は自在にアートツアーが承ります。  
主なクルーズ船 & ホテルプラン
レジェンド号  ▶   定員:100名
4日間:$1,842~
スケジュール&料金 ▶
コーラルⅠ号  &  コーラルⅡ号  ▶   コーラルⅠ号定員:20名                    コーラルⅡ号定員:36名
4日間:$1,787~

スケジュール&料金 ▶
サンタ・クルスⅡ号  ▶   定員:90名 7日間ツアー:€5,444~ スケジュール&料金 ▶ トレジャーガラパゴス号  ▶   定員:16名 5日間:$3,695~ スケジュール&料金 ▶ ホテル滞在プラン▶   最少催行人数:2名 エコノミーパック7日間 キト+ガラパゴス:$2,950~ スケジュール&料金 ▶
お問合せ・お申し込みは ▶ 割り引き航空券情報 ▶ ページTOPへ ▶
人の住むガラパゴスの島々
サンタ・クルス島: 面積986k㎡、標高864m
諸島の中央に位置するサンタ・クルス島は2番目に大きな島で、4つの有人島の中では人口が一番多い15,701人(2015年統計)が暮らしています。経済の中心地として栄え活気のある町にはホテルも多く、宿泊しながらビジターサイトを訪れるデイツアーやデイクルーズに参加して楽しむことができます。 サンタ・クルス島の北岸にあるイタバカ桟橋から南岸のプエルト・アヨーラ町までは国立公園内をおよそ42kmの縦断道路が結び車で移動します。途中のハイランド地区にはスカレシアの高木樹林に覆われた陥没孔、ロス・ヘメーロスや野生のゾウガメが見られる牧場などのビジターサイトがあります。 ガラパゴスでは自然の中に人の社会があるので、アシカやウミイグアナ、固有種の鳥は町中でも至る所で出会う事があります。町に滞在して散歩をしながらダーウィン研究所の見学を楽しんだり、国立公園内でもガイド無しで訪問できる数少ないビジターサイトのトルトゥーガベイまでは町から西へおよそ2kmのトレイルが整備されていて訪ねることができます。ビーチは1kmにも及ぶ美しい白砂で海水浴が楽しめるほか大きなウミイグアナの見学も楽しめます。 大きな島のサンタ・クルス島にはビジターサイトも多いので、クルーズ船を利用するツアーに参加すると更に楽しむ事ができるほか、定期便のスピードボートでサンタ・クルス島を中心にイサベラ島やサン・クリストバル島、フロレアーナ島に行けるので、島々のホテルに泊まりながら楽しむこともできます。
バルトラ島からイタバカ海峡をフェリーで渡りプエルト・アヨーラまで縦断道路を車で移動します
 
島内ビジターサイト情報 ▶
このページのTOPに戻る>>
サン・クリストバル島: 面積:558k㎡、標高730m

ガラパゴス諸島の最東端に位置するサン・クリストバル島はダーウィンが諸島を訪れた際に最初に上陸した島です。島の誕生が一番古い島で、大陸から一番近い立地なので古くから人との関わりがあり、本土からの農業移住者も最初に入植しました。今でも大きなコーヒー農園や牧場があります。 サン・クリストバル島には現在ガラパゴスの県庁が置かれていて、空港も町に隣接する便利な立地ですが住民はサンタ・クルス島の約半分の7088人(2015年統計)が暮らし、農業と漁業が中心ののどかな町です。近年は観光事業の発達と共にホテルの数も増えたので宿泊しながら滞在ができます。 町は海に面していて、アシカとウミイグアナの棲むマンビーチで海水浴を楽しんだり、町に隣接して建てられた島の入植史が展示されているインタープリテーションセンターやセンターの後ろからグンカンドリが飛び交いシュノーケリングが楽しめる入り江を見下ろすティヘレータスの丘までのトレイルを楽しめます。ハイランドには島固有のゾウガメ人工繁殖センター、セロ・コロラドや諸島内でも珍しい淡水湖エル・フンコなどのビジターサイトが楽しめます。 クルーズ船を利用するデイクルーズに参加してビジターサイトを訪れたり、定期便のスピードボートでサンタ・クルス島にも行けるので、ホテルに泊まり歩きながらのプランも楽しめます。
海岸沿いのメインストリートはプロムナードになっていて町はずれにダーウィン像があります
 
島内ビジターサイト情報 ▶
 
このページのTOPに戻る>>
イサベラ島: 面積:4588k㎡、標高1707m

一番大きなイサベラ島は諸島の西に位置する新しい島で、北端を赤道が通過する赤道直下の唯一の島です。島の南岸のほんの一角に人口2344人の小さな町があり、広大な自然の中で人の社会が共生するピュアアイランドです。農業と漁業が中心で近年は観光業の発達で民宿規模のホテルも増えました。サンタ・クルス島からスピードボートの定期便を利用してイサベラ島で滞在する事も可能です。 町の中にラグーンがあってフラミンゴを始めとする水鳥たちが繁殖しているので散歩をしながらバードウォッチングが楽しめます。町から複数のトレイルが整備されていて、別のラグーン沿いには町の隣にあるイサベラ島種のゾウガメ人工繁殖センターまで野鳥見学をしながら行けるトレイルや、町の西に伸びた海岸沿いのトレイルは自然観察をしていると人工繁殖で育ててから野生に返された若いゾウガメに出会うこともあります。イサベラ島の5つの火山の内、唯一見学ができるシエラ・ネグラ火山のクレーターまでのトレイルも楽しみの一つです。 町の対岸にあるティントレーラス島ではペンギンが繁殖していてボートツアーで楽しむことができます。 広大なイサベラ島には多くのビジターサイトがありますが、町から訪れることができる場所は限られるので、クルーズ船のプログラムを利用すると更に楽しむ事ができます。
海岸にそって佇む町はのどかで、ゆったりとした時間が漂っています
 
島内ビジターサイト情報 ▶
 
このページのTOPに戻る>>
フロレアーナ島: 面積:173k㎡、標高640m

諸島の南に位置するフロレアーナ島には人口111人(2015年統計)の諸島内で一番小さな町があります。 この島には泉があるので水が確保できる事から古くから漁船、捕鯨船、毛皮漁師、交易船、海賊船などが立ち寄ったり一時滞在した歴史があり、20世紀初期には国内の製塩業者の事業移民や欧州からの最初の移民もありました。ハイランドには海賊が作ったとされる当時の洞窟が残り、歴史と共に使いまわし利用されて、最後にはドイツから移民した家族の新居にも使われた史実がある観光スポットになっています。 過酷な自然に多くの移住希望者は失望して島を離れましたが、ドイツから最初に移住した家族はそのまま残り今では2代目のお嬢さんと3代目のお孫さんが経営するペンションが一軒あります。孤島の宿泊施設とは思えない清潔感のあるホテルで人工的な騒音は殆どない環境で過ごす時間はさながらロビンソンクルーソー気分の孤島体験ができます。海岸で繁殖しているウミイグアナは南部の特徴である赤みを帯びた体色で体も大きくて貫禄充分です。ガラパゴスペンギンの繁殖も確認されているので餌を探して泳ぐペンギンに出会うこともあります。 サンタ・クルス島から定期便のスピードボートでフロレアーナ島に滞在が可能です。
ほぼ無人島に近い島の滞在ができるフロレアーナ島です  
島内ビジターサイト情報 ▶
 
このページのTOPに戻る>>
スピードボート 諸島内の移動はスピードボートが唯一の交通手段です。サンタ・クルス島を中心にイサベラ島、サン・クリストバル島、フロレアーナ島へスピードボートが定期便で運航しています。ボートは殆どが乗船定員16名以下と少ないので事前に予約をしておかないと積み残されることもよくあります。 各島の移動時間はおよそ2時間強で高出力のエンジンを2機から3機装備したスピードボートが大海原を疾走して行先の島を目指します。島々のホテルに泊まり歩くアイランドホッピングツアーでガラパゴスを楽しむ事ができます。
サンタ・クルス島で泊まって楽しむツアー情報 ▶ 島々のビジターサイト情報 ▶
お問合せ・お申し込みは ▶ 割り引き航空券情報 ▶ ページTOPへ ▶