広大な海域に点在するガラパゴス諸島は有人島の4つの島の一部の居住地域と空港のあるバルトラ島を合わせたおよそ3%の陸地面積を除いた、およそ97%の陸地が国立公園に指定されて厳正に管理されています。各島々には宿泊施設が無いので固有の動物たちを見学する方法はクルーズの利用がガラパゴスでは一般的な観光手段です。
 多くのクルーズ船は15日間で諸島内を周回するプログラムを国立公園局に申請して許可をとり、一年間変えることのできないプログラムで定期運行しています。一般的には15日間のプログラムでは長すぎるので、途中で乗り降りできる日を設けて3泊4日、4泊5日、7泊8日などのショートプログラムとして利用できるように工夫しています。
 定期クルーズの最大のメリットは一人でも参加できるので、経済的にも時間的にも効率よくガラパゴスの見学が可能です。ガラパゴスのクルーズ船は、最大の大型船でも100名乗りで、30-50人 乗りの中型船から16人乗り規模の小型船まで各種あります。
 旅行先のホテルを、デラックスクラスにするのか、ファーストクラスにするのか、民宿クラスにするのか選択するのと同じように、ガラパゴスではホテルの代わりに利用するクルーズ船を選んで楽しめます。
 クルーズ船のプログラムにより上陸地が異なるので、希望の動物に出会えるプログラムか否かは事前に調べる事も忘れてはいけません。
           
ガラパゴスクルーズ船のスケジュール概要(全船共通ではありません)
初日と最終日を除くクルーズ期間中は、一日に午前と午後に一ヶ所ずつ2ヶ所のビジターサイトに上陸して見学します。ビジターサイトの見学は最大でも16名単位で同一行動で見学する事が 国立公園のルールで、各班にナチュラリストガイドが同行して案内を してくれます。一般的にはクルーズのスケジュールは以下の行程で運行されています。 (但し記載する時間やプログラムは参考で、クルーズ船ごとに異なります)
初日:乗船日は夜まで盛りだくさんのスケジュールです
ガラパゴスに到着。エクアドル本土とガラパゴスを往復する国内線の予約はほとんどのクルーズ会社が乗船日と下船日に合わせて座席を確保していて予約は保証されます。船会社が国内線の手配をしている場合は航空券の発券や空港の搭乗手続きも船会社が行ないます。
  • 午前~昼:キトまたはグアヤキルから国内線でガラパゴスに到着
    空港はバルトラ島とサン・クリストバル島にあるので、クルーズ船により乗・下船地が異なります
  • 空港でスタッフの出迎えを受けクルーズ船に乗船
    プログラムによっては乗船前に見学をする場合があります
  • 乗船後昼食(プログラムによります)
  • 全体説明会:船内の案内、避難訓練について、スケジュールの説明、国立公園のルールなどの説明会
  • 避難訓練実施
  • 午後:最初の上陸、ビジターサイトの見学
  • 夜:夕食前に明日のスケジュール説明会、ウエルカム・プログラムに引き続き夕食
2日目以降~最終日前日まで
  • 朝6時半頃:起床、朝食
  • 朝8時半頃:午前の上陸、ビジターサイトの見学
  • 午前11時半頃:帰船、昼食、休憩(船は次の目的地に向け航行)
  • 午後3時頃:午後の上陸、ビジターサイトの見学
  • 夕刻6時頃:帰船
  • 夜7時頃:明日のスケジュールの説明会
  • 夜7時半頃:夕食 (最終日前日はさよならパーティー)
最終日:下船日
  • 朝食後:チェックアウト
    (プログラムによっては午前中に一ヶ所の見学が含まれるコースもあります)
  • 午前:クルーズを下船、空港へ
  • 昼頃:ガラパゴスを後にキト又はグアヤキルに向けて出発
主なクルーズ船